テーブルの天板などに使用される無垢材。
天板に利用される無垢材には、一枚板を使用するものと、ハギ板を使用するものがあります。
今回は一枚板とハギ板についてお話します。
無垢材は、集積材とは異なり、木材を丸太から削り出したままの状態で使う資材のことを指します。
中でも、ハギ板は複数の縦に長い資材を横に継ぎ合わせて一枚の板として利用するものを言い、
一枚板は継ぎ合わせはせず、文字通り、一枚の板を資材として利用するものを言います。
そのため、一枚板を利用した家具では、木目が途中で切れることなく、木材の表情をふんだんに味わうことが出来ます。
一方、ハギ板は、継ぎ合わせによって用意に作れるため、比較的安価なメリットがあります。
一枚板の資材は、木目の表情や大きさ、樹種によって大きく価値が異なります。
例えば、屋久杉の一枚板は、大胆な木目が特徴で、樹齢が1000年以上のものである為、非常に希少な木材です。
ただ、屋久杉を使った一枚板テーブルなどは、とても高級感があり、カッコいいです。
ワイルドな雰囲気の空間にはぴったりな一品です。