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2020年11月3日

木材の縮む特性について

11月になり、気温も下がり、冬に備える季節になって来ました。

今回は冬の木材の性質についてお話します。

 

冬になると、お肌の乾燥が気になりますよね。

実はこの現象、人の肌だけではありません。

空気の乾燥に伴い、木材も乾燥してしまいます。

これは、木材の調湿作用という機能が働くためです。

木材は、周囲の空気の湿度が高い時、湿気を吸収し、周囲の空気が乾燥している時、

水分を吐き出す性質があります。

この機能により、木造住宅では1年中過ごしやすい湿度を作り出します。

一方、乾燥して水分を失った木材は、縮んでしまいます。

極度に木材の伸縮が繰り返されると、反りやひび割れが発生する恐れがあります。

この様な、季節変化による木材の伸縮が極端に発生させないために、多くの木材は

予め人工的に乾燥させられます。

そういった工程により、木材は大きな変形をせず長年使用することが出来ています。

 

今回は、これからの乾燥の季節に起こりうる木材の特性についてご紹介させて頂きました。

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